5/1(Sun) |
中国では、労働節の連休は、たったの3日です。 なので、身近にいける場所ということで、中国館に行ってきました。 上海万博は去年で終わったのですが、中国館は、5月末まで 開館しているのですよね。 また、5月いっぱいで一旦閉じられるものの、夏には、サウジアラビア館や アメリカ館などのいくつかのパビリオンと同時に、再度オープンするそうです。 去年、万博へ行った際には、中国館の整理券が入手できず 見れなかったので、気候の良い内に見ておきたいと思いまして、 行ってきた次第です。 ![]() 地下鉄7号線で移動して、浦東側の駅で降りました。 駅から出てすぐに中国館が見えてきました。 周りの風景は見覚えがある気がします。 万博内の敷地内に、この駅があったのですかね。 ここに到着した時間は、午後1:00ぐらいです。 ![]() チケットを買いに移動します。 ダフ屋がたくさんいるのですが、チケット売り場がすぐ近くに あるので、ダフ屋行為は、あまり意味がないですよね。 ![]() と思っていたのですが、チケット売り場には 列ができておりまして、いきなり並ぶ羽目に なりました。 これなら、ダフ屋から買っても良かったかもしれません。 結局、30分ほど並びましたね。 1人で5枚まで同時に買えるみたいです。 チケットを買った際に、待ち時間が5時間あるがいいか? と聞かれました。 5時間とは言っているものの、いくらなんでも、そんなには かからないのでは、と思っていたのですが…。 ![]() ようやくチケットを買って、中国館に向けて移動していたのですが、 早速並ばないといけなさそうです。 列の先頭が全然見えないですが、いくらなんでも2時間もあれば いけるのでは、とこの時点では思っていたのですが…。 パネルの4時間待ち、という表示はあながちウソではなかった ということを、後で痛感することになりました。 ![]() 予想以上に人が多いです。 中国館はすぐそこに見えるものの、 列が先に進みません。 ![]() 日差しは少し暑いですが、風が吹くと涼しいので、 外に出るには、丁度良い気候ですね。 水やアイスを売る、たくさんのおっちゃん、おばちゃんらが、 列の近くにいましたね。 このエリアに入ってくるには、チケットを係員に見せないといけないのですが、 おばちゃん達は、どうやって入ってきたのでしょう。 柵を乗り越えてきたのでしょうか。 ![]() 列は、ブロック毎に仕切られていて、しばらく待つと、 前方へ移動して、また待つ…、というのを繰り返しました。 ![]() 2時間ほどたったぐらいから、さすがに疲れてきて 足が痛くなってきました。 連休中に来たことを後悔しましたね。 また、大声でふざけあう子供たちがいたりして、うんざりするような 喧騒の中をじっと我慢しつつ、3時間半ほど経ったでしょうか、 ようやく、中国館の入り口近くに来ました。 しかし、まだ先は長そうです…。 ![]() さらに1時間ほど待ったでしょうか。 ようやく、長い列から脱出して、軍人さん2人がわれわれの ブロックの人間を中国館の入り口に引き連れていってくれました。 整列のために、軍人さんが結構な数いたのですが、 これも中国らしいですね。 また、軍人さんらは、みんな背が高くて、年齢や背格好や なぜか顔も似たような感じでした。 さすがに、規律正しさが見て取れました。 ![]() 到着したところでも、さらに並びます。 柵で、5エリアぐらい区切ってあって、少しずつ人を 入れていっているようでした。 ここでも、また30分ほど並んだと思います。 ![]() 待ちながら中国館を見上げたところです。 デカイです。 迫力があります。 ![]() そして、ようやく中に入れました。 結局、5時間は並んだでしょうか。 連休中に来たのは、失敗ですね。 もっと空いている時期を狙ってくるべきでした。 館内には、上海万博ができるまでの パネルが展示されてありました。 ![]() 中に入って移動していたら、どうやらまた並ぶようです。 信じられません。 前方をみたところ、エレベータで移動するようでした。 大量の人がくるのに、なぜエレベータを使う設計になっているのか! と、つい思ってしまったのですが…。 ![]() エレベーターの前に来ました。 どうやら12階に移動するようです。 この建物は結構高いのですね。 ![]() エレベータに乗って12階まで移動して、降りたところです。 天井に展示物がありまして、地下鉄や列車などに関する 映像がありましたね。 ![]() 周りをみたところです。 ![]() この場所でも、しばらく待たないと駄目なようです。 この先で、8分程度の映像が見れるようです。 ここでは20分ぐらい待った気がします。 ![]() そして、ようやくドアが開きました。 みんな席をとろうと、ダッシュしています。 危険です…。 しかし、意外と席が多かったので、すんなりと 座ることができましたね。 映像は、どうやら、1970年から2010年までの 中国の発展に関するイメージ映像でした。 上記の写真にありますように、村の中の若者が、 村を出ていくところから始まりました。 ![]() 若者たちの世代が、都市を作っていきます。 ![]() そして、その子供の世代は、発展した都市で 生活ができるようになりました。 ![]() 街に出てきたおじいちゃんは、これらの 高層ビル群を見てびっくりです。 ![]() 中国の経済発展の流れを垣間見た後は、 中国の有名な屏風画みたいなものが展示されてありました。 これはムービーで作成されているようでして、中の人々が すべて動いていました。 なかなか面白かったです。 ![]() よくよく見ると、中にはラクダの行商人がいます。 シルクロード時代の交易を表しているようです。 ![]() その後移動した場所に、各省を紹介する映像がありました。 実は、個人的に一番興味深く見れたのはこの映像です。 黒龍江省では、このように大規模な農場があるようですね。 でかいトラクターで、刈り入れする映像などもありました。 知りませんでした、中国国内にこういう大規模農業をやっている箇所があったとは。 ![]() これは、チベット自治区の紹介映像ですね。 その他に、広州や北京、江蘇省、セッコウ省などもありました。 しかし、このような映像を熱心に見ているのは自分一人で、 周りの人は、記念写真をとるばかりで、全然見ていないですね。 展示されている情報には、あまり興味がないように見受けられるのですが。 ![]() 稲が展示されていました。 スーパーライスとか書いてあったのですが、 品種改良された稲なのか、それとも、稲作の発展で 食料に余剰ができて文明が発展できた、といったことを 言うための展示なのかは、はっきりと分かりませんでした。 どちらかというと、後者のような気がしますが。 ![]() 館内は、このように幻想的なオブジェクトが多かったですね。 しかし、これが何を意味しているのかは、ちょっと分かりませんでした。 意味よりも、見た目を重視して作られたようなものの気がしますが。 ![]() 移動していったところ、窓から外が見えましたね。 窓からは、イベントホールが見えますね。 さすがに高いです。 ![]() 通路です。 ![]() 通路には、小学生や中学生が描いた、 万博をテーマにした絵がたくさん展示してありました。 どれも結構上手です。 8〜12歳の年齢が多かったのですが、よくこの年齢で 独創的なしっかりした絵がかけるなぁ、と思いながら見ておりました。 ![]() 再び外を見ます。 ![]() 下も見えます。 足がすくみますね…。 ![]() みんな窓からの景色をみています。 ![]() 移動していたら、どうやら乗り物に乗れるようです。 これまた、待ち時間60分と書いてあったので、 乗るか、それとも、乗らずに次の場所へいくか悩んだの ですが、試しに乗ってみることにしました。 乗り物に向けて歩いているところです。 ここでは、20分ほど待ったのではないでしょうか。 60分は必要なかったですが。 待っているときには、後ろから押す人も多くて大変です…。 軽く文句をいったら、押すのを止めましたが。 しかし、この国で生きていくには、大変ですね。 とにかく人が多いので、行儀良く、なんてやっている 場合ではないですよね。 ![]() そして、ようやく乗れる番になりました。 ![]() 乗って移動中です。 幻想的なセットの中を進みます。 最初は空を飛んでいるような演出がされていましたね。 ![]() 中国館のデザインと通じるような形のオブジェクトですね。 中国の伝統的なデザインなのでしょうか。 ![]() 移動中です。 移動中に、建物が近くに来ると、触れる場合は みんな触ろうとしますね。 プラスチック?、といったことを言ったりしながら…。 ![]() 終わりました。 降ります。 ![]() ふとパネルをみたら、どうやらここは10階のようです。 ![]() エスカレーターで降ります。 ![]() ここは、CO2削減に関するフロアのようです。 ![]() 地球のCO2に関する展示です。 みなさん、地球儀の前で記念撮影をしていました。 ![]() 風力発電用のギアです。 ![]() 水をろ過する装置のようです。 ![]() 太陽発電ですね。 ![]() 電気自動車です。 ![]() LEDライトは、従来の蛍光灯などよりも、 エネルギー効率が良いですよ、といった説明のようです。 しかし、周りの人は、まったくこのようなものには関心なく、 ひたすら、ポーズを決めての記念撮影に没頭していましたね。 ![]() さて次は何かなぁ、と思ってエスカレーターにのっていたら、 どうも外に出てしまったようです。 あれ、間違えたのかな? ![]() やはり、外に出たようです。 なんでだろう?、と不思議に思うと同時に、まさか、これで終わりでは…、 といった疑念が…。 ![]() さらに下へ降りるエスカレーターがありますね。 やはり、展示は終わったようです。 12階から始まって、1階までいろんな展示物が見れると 思っていたのですが、まさか、これで終わりだとは…。 ![]() 香港のHSBC本社と同じ構造ですね。 ![]() あっさりと終わってしまったので、しょうがないので、 お土産でも物色していくことにします。 しかし、ここでも人が多くて、会計をするのにも、10分ほど並びました。 しかも、整列が適当にされていたので、あっちに並ばさせられた と思ったら、次は、こっちに並べといわれて大変でした。 軽く文句を言っておきました。 ![]() お土産も一応買ったので、中国館を後にします。 なにかと並びまくりまして、5時間以上は並んだでしょうか。 足が痛くてたまりません。 ![]() 中国館を後にします。 おっちゃん、おばちゃんらが、海宝くんのアクセサリや 人形を売っていましたね。 しかし、それらが結構安くて、10元とか5元だったので、 いくつも買ってしまいました。 ![]() 列の最初のところに戻りました。 もう誰もいないですね。 日もすっかり暮れてしましまいた。 確かこの時点で、午後8:00は超えていたと思います。 館内で並んだ時間を含めると6時間半は並び時間だったかと思います。 中で見ていたのは、実質1時間ちょいぐらいだと思いますね。 並びすぎです。 中国館は、最近は話題にもなっていないので、人が少ないだろうと思って いたのですが、全然そんなことはありませんでした。 13億も人口があるのですから、ちょっとした人が集まっても すぐ混んでしまうのですかね。 とにかく、連休などの人が集まりやすい時期は注意するべきですね。 以後、十分気をつけていきたいと思います。 |